中年男、日記と旅

中年男がローカルだったりメジャーだったりする温泉地を巡ったり、日常を垂れ流したりするブログです。

茨城県 横川温泉 中野屋旅館(2)

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風呂に向かうと更衣室に先客が二人ほどいました。

宴会客のようで、若い一人は結構なタトゥーをしててちょっとしり込み。

ですが、二人とも丁寧に挨拶してきたのでホッとしました。

 

浴室はややこじんまりとしていますが、きちんと清掃されており奇麗です。

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洗い場は5か所くらいで、露天は無し。

お湯は先月の馬頭温泉のように、ややヌルヌルしています。

横川温泉の紹介によると、pH10.1ということで県内では随一のアルカリ泉とのこと。

当日は随分と歩き体も冷えていたので体中の筋肉がほぐれていくようです。

ゆっくり湯につかって、すっかり暖まりました。

更衣室にウォーターサーバーがあり、何回も水分補給しながら長湯しました。

 

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風呂を出て館内を散策したところ岩盤浴あり。

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フラッシュで写真が白飛びしています。

岩盤浴も良いかなと思いましたが、別途有料で館内着必要なのと長湯で十分に体が温まったので今回はパス。

 

17時ごろに室内に戻り本を読みながらゴロゴロし夕食を待ちます。

 

18時にフロントから電話がかかり「夕食ですよ」。

夕食は部屋食です。

 

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思ったよりも豪勢な夕食に驚きました。

スタンダードプラン1泊2食9,100円(税込)でしたので、失礼ながらあまり期待していませんでしたが、私の地元の某有名温泉の15,000円プランに勝っています。

次回は最上位の13,000円プランをチャレンジしてみよう。

 

献立

奥久慈鶏の鍋

アユの塩焼き

刺身盛り合わせ

刺身こんにゃく

つる菜?のお浸し

季節の野菜とエビのてんぷら

茶碗蒸し

お漬物

地元のごはん

あとビールを付けて、美味しく頂きました。

 

結構な量で満腹です。

 

その後、部屋でゴロゴロして再度風呂に入りその日は就寝しました。

 

つづく

 

 




 

茨城県 横川温泉 中野屋旅館(1)

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前回の馬頭温泉がなかなか良かったので、近隣(?)の栃木県北東部、茨城県北温泉地を調べていたところ、下のブログさんで横川温泉という温泉地を知りました。

 

https://ameblo.jp/0131emi/entry-12556141022.html

 

茨城県北エリアで知っていた袋田温泉や大子温泉を当初検討していましたが、昨年の水害により水郡線不通区間があり、なかなか公共交通機関での移動は手間がかかりそう、と躊躇していたところ、こちらのブログで中野屋さんを知りました。

 

ゆこゆこで北関東ナンバー1評価なのと、常陸大宮駅から茨城交通バスで比較的移動に手間がなさそう、値段も手ごろ、ということで昨年末に予約を入れました、

http://www.satomi-nakanoya.com/

 

常磐線で水戸まで移動し水郡線に乗換え、更に上菅谷駅常陸大宮駅行に乗換。

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駅前ロータリーのバス乗り場3から里川入口行きに乗車します。

温泉の最寄バス停は折橋十文字。

 

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茨城交通さんの乗換案内サイトで事前に調べておくとよいです。

http://bus.ibako.co.jp/route/

 

14:27発のバスに乗車し40分ほどで最寄バス停の折橋十文字です。

('20/1時点で運賃510円)

 

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下り線バス停から50mくらい歩くと折橋宿交差点で国道461号と交差、高萩方面(右手)に1kmくらいに宿があります。

 

上り線バス停はこの交差点のまっすぐ20mくらい先。

念のため帰路のバス時間調べましたが、ローカル路線らしく本数少ない・・・

翌日は遅くとも9時には宿を出ないといけません。

 

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国道461号を高萩方面に真っすぐ歩きます。

素泊まりの場合は交差する349号沿いに何軒か飲食店あるようです。

 

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右側の側道に入り200mくらいで目的地です。

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到着は15:30くらい。

 

参考までに中野屋さんに入らずさらにまっすぐ進むと、国道には戻らずに隣の山田屋旅館にそのまま入ります。

https://www.motoyu-yamadaya.jp/

ここも次回行ってみたい。

 

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玄関、フロントは明るく、清掃も行き届いているようです。


チェックイン時にバス停から歩いた旨話すと、電話くれれば迎えに来てくれるそうです。

 

女将さんらしき女性が部屋まで案内してくれました。

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思ったよりも広く、一人客なのが少し申し訳ない。

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部屋で少しくつろいだのち、温泉に向かいます。

 

つづく

 

 

栃木県 馬頭温泉 ささや荘(3)

翌日は朝風呂に入ったのち

昨晩と同じ部屋で朝食です。

 

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残念ながら翌日も曇りです。

 

朝食はいかにもな旅館の朝飯です。

だが、それがいい

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・アジの干物

・醤油仕立ての豚汁

・海苔

・納豆

・生卵

・昆布の佃煮

・梅干し

・ごはん

 

旅館で食べる朝飯はなぜか美味しい。

二人でごはんのお櫃を空にしました。

 

朝食後、もう一度風呂に入ってから

チェックアウト。

 

チェックアウト時に友人が面白い観光地無いですか、と

宿の旦那さんに聞いたら

「この辺りにはないですねぇ・・・」

商売っ気の無さに思わず友人と笑ってしまった。

 

友人は結構この宿を気に入ったようです。

「筑波からなら、午後休を取れば宿の夕食に間に合う」

「思い立ったら温泉宿味わえるのがいい」

「値段も安いし」

 

そのまま帰るのも味気ないので

那珂川町の市街地に移動。

 

商工会議所の駐車場に車を止め

メインストリートを散策。

 

メインストリート、といいつつも

多くの店はシャッターが下りています。

一応、土曜日の昼下がりなんですが。

 

結局、商工会議所に戻り

隣接の那珂川町馬頭広重美術館を閲覧。

http://www.hiroshige.bato.tochigi.jp/

 

年末だからか、浮世絵忠臣蔵の企画展を開催中。

過去に仕事の都合で愛知の三河地方に住みましたが

地元の人によれば討ち取られた吉良の殿様は名君だったそう。

 

常識のない田舎侍(浅野内匠頭)に注意したら

逆恨みされて切り付けられて

部下のドキュン連中に付け回されて最後には殺されてしまった

とのことでした。

完全に被害者です。

 

企画展は500円でした。

館内の版画は撮影禁止なので特に写真はありません。

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閲覧後、併設のカフェでコーヒーを頂きました。

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カフェは那珂川町の味噌屋さんが経営されてるようです。

http://www.harukomaya.com/

 

将軍慶喜が飲んだという将軍珈琲いただきました。

店名「JOZOCAFE」で将軍珈琲

サザコーヒーの徳川将軍珈琲のインスパイア?

 

コーヒーを飲んだ後、友人に宇都宮まで送ってもらい

今回の旅行は終了しました。

 

今回は、昨年の旅行を思い出しつつ書いてます。

急に思い立ってノープランで向かった割には

意外と楽しめました。

ですが、今思うとブログに書き残すには

もっと写真撮っておくべきだったかな、と反省です。

今年からは意識して書き残しますので

宜しくお願いいたします。

栃木県 馬頭温泉 ささや荘(2)

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友人が来るまで

つくばセンターの周辺をぶらつきました。

つくば万博のマスコットキャラ

コスモ星丸をところどころで見かけます。

 

つくば万博は1985、

バブル景気が過熱する少し前でしょうか。

当時小学生低学年だった自分も行ったらしいけど

全く記憶に残ってません。

 

しばらく待ったら友人が来たので

友人の車に同乗して出発しました。

チェックイン時間まで余裕があるので下道で移動です。

 

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つくばから大体100kmです。

所要時間にして約3時間でした。

筑波山の西を抜けて国道294号に入り

あとは408号→4号→293号。

 

車内でお互いの近況や

馬鹿話や愚痴を話しながら

半年ぶりに会う友人との会話は楽しい。

 

あっという間に那須川町に入りましたが

未だチェックイン時間ではないので

時間調整で道の駅に行きました。

 

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友人は道の駅大好きなので。

道の駅ばとう、小~中規模です。

 https://www.michi-no-eki.jp/stations/view/275

 

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地元の野菜が安く

友人は自然薯を数本お土産に購入。

自分は帰りがバスなので断念。

職場へのお土産で鮎最中を購入。

 

隣りの建屋は那珂川町観光センターでした。

そこから夕陽を望みます。

だんだんと雲が出てきました。

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チェックイン時間になり宿へ移動。

道の駅から約5分です。

 

国道から県道に入って

丘を上ると「馬頭温泉郷」の看板があります。

 

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それなりに年季の入った建物。

 

ロビーで声をかけると若旦那が出てきました。

優しげな店主に部屋まで案内してもらいました。

 

部屋の写真撮り忘れましたが

バストイレは別の六畳間、

那珂川を望む縁側付きです。

 

馬頭温泉のキャッチフレーズ

「夕日の見える温泉」ですが、残念ながら当日は曇り。

晴天ならいい景色だったんだろうな。

 

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目の前が那珂川

右奥は那須の山々でしょうか。

 

食事まで時間あったのでお風呂へ。

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部屋からと同じく那珂川を望む。

夕日が見えたらさぞよい景色だろうとますます残念。

露天はありません。

 

湯音はややぬるめで循環。

少しぬるっとしており、それが馬頭温泉の特徴みたいです。

ぬるめなので長湯しました。

良い湯でした。

 

部屋に戻ってくつろいだ後、一階で食事。

大広間でなく、グループごとの部屋食です。

 

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三元豚のしゃぶしゃぶ

・馬刺し

・鮎の焼き物

・鮎の煮付け

・らっきょう

・フルーツ(ブドウ)

・お櫃に入ったご飯

 

このプランは地酒が一人当たり一合、

もしくはグループでビール大瓶一本が無料で付きます。

 我々はビール一択!

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ロース肉とバラ肉かな?

 

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店主のアドバイス通り肉が多く

ガッツリ食べたいという当初の目的は達成。

 

肉が良いのか処理が良いのか

ほとんど灰汁が出ません。 

地元の新米も美味しい。

 

3年前に喜連川温泉へ訪問した時も思いましたが

栃木の米は美味しい。

 

しゃぶしゃぶを食べた後

鮎と馬刺しをつまみにチビチビやって

追加で地酒を2合注文しました。

 

食事して部屋で休んだ後

再度入浴して本日は就寝。

 

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栃木県 馬頭温泉 ささや荘(1)

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ささや荘

なんとなく「北関東の鄙びた温泉に行きたい」と思い立って、昨年12月の始めに馬頭温泉に行ってきました。

少し西には喜連川温泉もありますが、3年前に訪問したこともあり今回は初訪となる馬頭温泉にしました。

 

前述の喜連川温泉に加えて、少し東の茨城に入れば袋田温泉など、個人的に面白そうな温泉地が多いので次回は車で回りたいところです。

 

馬頭温泉郷のサイトによると宿は8軒ほどで小規模な温泉地といった感じ。

http://bato-onsenkyo.com/#onsenyado

 

・ガッツリ飯を食べたい

・ひとり1万以内

 

という前提条件で調べたところ、ささや旅館さんが条件にマッチしていたのでさっそく電話で予約。

 

ガッツリ食べたいので一番高い三元豚のしゃぶしゃぶと鮎のプラン(税抜9000円)を選択、別注料理もお願いしたら、店主さんより「しゃぶしゃぶが200gくらいあるから止めたほうが良い」とアドバイスいただき、デフォルトのままで留めました。

 

 

その翌日、友人(筑波在住)にLINEで話したところ、「俺も行く」ということでその場で宿に電話して1名追加してもらいました。

 

 

そして旅行の前日。

金曜日は有休を取得して、前日深夜に夜行バスに搭乗し東京駅まで移動。

 

昔は夜行バスも苦にならなかったですが最近は少し辛いです。

ちらほらと背広姿の方もおり、頭が下がります。

 

秋葉原からTXで移動するつもりでしたが、バスも出てたので初体験のバスに変更しました。

https://kantetsu.co.jp/bus/highway_tsukuba_tokyo.html

運賃は1,200円です。

20~30分置きに出てるので東京駅~つくば迄の移動ならTXより楽かもしれない。

2020年3月31日までは上り路線のみキャンペーン価格の820円だそうです。

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高速バス

 筑波大行きだけあって乗ってくる人たちも、なんとなく研究者っぽい雰囲気がありますね。

 

バスは首都高から常磐道を走り、つくば中央ICで一般道へ降ります。

終点は筑波大学ですが、朝食を食べたかったのでつくばセンターで途中下車。

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駅近くのパン屋さんのイートインで食事をしながら友人を待ちます。

https://www.viedefrance.co.jp/delifrance/

 

次回へ

はじめに

ここ数年、国内のマイナーだったりメジャーだったりする温泉地や民宿を巡るのに熱中して二桁軒数を超えたところで、あまりに記録に残してないのに気づきました。

 

 

改めて調べてみると、ここ最近の不況が原因か、過去に訪問した旅館のいくつかは既に廃業されており、寂しく思うのと同時にやはり記録として残しておくべきだったな、と強く反省しました。

これがブログをはじめようと思った理由です。

 

今もだいたい月イチのペースで旅に出かけており、差し支えない範囲で紹介していきたいと思いますので宜しくお願いします。